竜王山に纏わる龍の伝説

山陽小野田市本山の竜王山には、
昔、二匹の龍が棲んでいたという。
火の化身で、地底のマグマと太陽を象徴する赤龍。
水の化身で、地表の森と川、海と月を象徴する青龍。

この龍たちはたいそう猛々しく、
作物を荒らすなどして里人たちを苦しめていた。

太鼓を鳴らし、
龍を鎮める里人たち

そこで里人たちは太鼓を鳴らし、龍を鎮めることにした。

太鼓の音が響きわたると、
二匹の龍が呼び覚まされたかのように風が巻き起こり、
雷鳴と稲妻が走る、まるでこの世の終わりのような光景となった。

守り神として、
龍は今でも奉られる

やがて嵐が静まると、龍たちは荒ぶる心を鎮め、
里に害をなさぬ穏やかな存在へと変わった。
その後、龍は山にとどまり、里を見守る守り神となった。

里人たちはこれを畏れ敬い、竜王神として祀り、
山を「竜王山」と呼ぶようになったという。

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2025.08.25

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竜王山に纏わる
二匹の龍の伝説

龍王伝説

竜王山に纏わる龍の伝説をモチーフに
平成十三年に開催された山口きらら博を契機に創作された
山口県山陽小野田市の伝統芸能です

プログラム

プロローグ 「原初」
一章「赤龍」
二章「青龍」
三章「出会い、葛藤、繰り返し」
四章「祈り、合一」
五章「共生、調和」
エピローグ「セレブレーション」

龍王伝説について